オセロ症候群とは?嫉妬深いのには理由があるかも。 [結婚・恋愛]

オセロ症候群

嫉妬をしたことの無い人はいないのではないでしょうか。
恋人はもちろん友人や同僚、兄弟などに対する嫉妬も有ります。
嫉妬は無意識的な自分を防衛するために出る感情です。
一人になりたくない、認められたいという欲求が嫉妬という形で表に出ます。
ですが強い嫉妬は深刻な問題になる事も有ります。

オセロ症候群というものが有ります。
妄想を信じきって嫉妬を抱くというものです。
現実的な嫉妬は解決の方法が有りますが、妄想から来ている嫉妬は解決のしようが有りません。
妄想ですので現実に有るものではなく変える事が出来ないからです。

オセロ症候群で問題となるのは、嫉妬をされている相手のほうです。
相手は現実ではない事に突っ込みを受けている状態なので、どうしようもありません。
ですが嫉妬をされるという逃げ場もなく、言い訳も通用しない状態です。
無いものをなくす事はできないのです。
オセロ症候群の本人は妄想を現実と捉えているので悪いとは思っていません。
この関係性では、精神を削られるのは嫉妬されている側でしょう。

オセロ症候群の問題を解決するには、本人が妄想かどうかを判断できるようになるしか有りません
本人的にも嫉妬で苦しむぐらいなら自分が変わったほうが良いはずです。
まずは本人がオセロ症候群だと知ることが大切です。

では、妄想と想像の違いを考えてみましょう。
妄想は自分の不安になるであろう予測を、そうなると信じきっているという状態です。
想像は現実を元に推理をして結果を考えるという事です。
ここでのポイントは「不安」ではないでしょうか。
不安になる事は誰もがいやなことです。
そうならないために人は未来を先読みして行動を決めます。
これは昔から人がやってきたことです。
不安を排除しようとする事自体は問題では有りません。
未来の不安に捉われている事が問題になります。
未来の不安に捉われていると、そうなる事象を探そうとしてしまいます。
そしてその想像体験から更に不安になり、強くそうなりたくないと考えます。
その強い執着が、妄想を現実かのように感じさせてしまいます。
妄想を止めるには、まず現実的な推理をいくつも立てることです。
悪い事ばかりの想像は心を引きずりこんでしまいます。
ありとあらゆる予測をすることで、心が捉われる事は防げます。

嫉妬深くて困っている方は、まずは、オセロ症候群なのではと疑ってみる事も必要かと思います。
こちらにオセロ症候群のチェックが出来るところを掲載しておきます。
オセロ症候群チェック
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。